(花まつり)
春。それは芽生えや誕生の季節です。
4月8日。それは、お釈迦さまの誕生日になります。
仏教では、開祖にあたるお釈迦さまの誕生をお祝いする仏事を「花まつり」と呼び、
子ども達をお向かえして一緒に甘茶かけをして、お祝いしています。
甘茶を注ぐのは、
お釈迦様がお生まれになったのを大変に喜んだ水の神の使いである竜の王が、
天から甘くて清らかな雨を降らせ、それで誕生したばかりのお釈迦様が産湯(うぶゆ)を
つかったという伝説に基づいています。
今から約2500年ほど前のある夜、お釈迦さまの母 摩耶夫人は、35歳の時、
六つの牙を持つ白像が天より降りて右脇より体内に入る夢を見ました。
インドでは、象は聖獣とされているため、まさに吉夢で、世継ぎ誕生の兆しと告げられました。
摩耶夫人はまもなく懐妊し、ネパール南部の小さな村のルンビニ園の庭で休息中、無憂樹の、
花を手で折ろうとしたところ、右脇の下から釈尊(お釈迦さま)がお生まれになったとされています。
生まれてすぐに四方に七歩ずつあるいて、
右手は天、左手は地を指して「天上天下、唯我独尊」と宣言されたと云われています。
花まつりでは甘茶かけのほか、ブットン君を向かえ 広い本堂を目一杯使っての
玉遊びやお勉強、また輪投げやお菓子など親子で楽しめる企画がいっぱい!
参加費も無料なので、ご自由にご参加ください。
毎年、最後にみんなで集合写真を撮りました。
ご参加していただいた親子連れの皆さま、ありがとうございました。
どうか健やかに育ちますように。
またお出でくださった皆々様方、お手伝いしてくださった皆様に感謝致します。 合掌。